信州の高原のこと。
原っぱの中にちょっとしたミズナラ林がある。
標高が高いとはいえ、日差しが強いから、休むにはちょうど良い場所となる。
ここにはウラジャノメも止まる。
食草はヒメノガリヤス(イネ科)など多年草なのに、ミズナラの樹液に集まるのが不思議だ。
ヤマキマダラヒカゲと一緒に止まる。
木々の隙間からこぼれる光は、逆光になるがなんともこのチョウの地味さが品を帯びる。
草の葉にて止まる。
表翅もウラジャノメの名には勿体無い眼状紋だ。
手に止まりました。
おやじの手ではちょっと絵になりませんが、長く口吻を下ろしたままでした。
高原の日陰で涼しい時間を過ごせました。