山の春 スジボソヤマキチョウの産卵

平地ではゼフィルスが出始め、つい最近まで成長越冬していた種類のチョウ達にも新生の姿が見られる季節となりました。

その一方で標高の高い場所では季節も異なります。
実家の帰りに寄った標高1700mほどの場所では早春の光景が見られました。

この場所は暖かさを感じる頃に沢山のシロバナノヘビイチゴが咲く。
今年は春の訪れが遅い。
昨年はGW明けには咲いていたので3週間ほどの違いがある。


b0301570_05463994.jpg


チョウも然り。スプリングエフェメラルなチョウ達がまだ見られた。

ツマキチョウ♀
今年このチョウをまともに撮っていませんでしたので、ブログに載せてよと私の前に現れたのでしょうか?
ハコベで夢中に吸蜜を始めた。


b0301570_05465897.jpg



ミヤマセセリも沢山飛んでいた。
春先に北遠州で撮ったものとずいぶん違うことに気が付く。
翅の色の焦げ茶が薄く、オレンジの斑がやけに白い。もう末期だからか、それともこの地の特徴でしょうか?



b0301570_05471001.jpg



ボロボロの翅のチョウといえば越冬明けのスジボソヤマキチョウ。
ここまで翅に染みが出来て傷む越冬チョウの種類は他にない。


シロバナノヘビイチゴで吸蜜。
えっ、何処に、と言うくらい翅が荒れていて、チョウが目立たない。


b0301570_05472058.jpg



ほらここ(トリミング)。お疲れ様。



b0301570_05472563.jpg



昼頃にはクロツバラの木に止まる姿が見られた。
遠くでの姿故、大きくトリミング。
そこには腹部を大きく曲げて産卵をするスジボソヤマキの様子が写しだされた。枝に卵も見える。

厳しい冬山での越冬を成し遂げ、次世代に託す姿だ。


b0301570_05473292.jpg



翅の美しさだけがチョウの魅力ではない。チョウの頑張る姿の中に美しさを見た思いがした。


スジボソヤマキチョウの新生は、今月には低めの高原で見られるようになる。
住む場所の環境や気候により、チョウの一生も変わるんだろうな。
その点では人間も同じですね。

 

5月28日 長野県








[PR]
by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-06 19:19 | スジボソヤマキチョウ | Comments(10)
Commented by chappy at 2017-06-06 22:20 x
こんばんわ~♪
標高の高さで気温が違うと季節の進み方も違いが出ますね
ツマキチョウは春に飛ぶ姿を見たけど、止まってくれなくて写真は撮れませんでした
なんとも渋い翅の色・・・・・いつかしっかりと撮る事が出来る日が来るかな?
スジボソヤマキチョウの翅、こんなになってもまだ飛べるんですね
あの小さな体のどこにそんな生命力が秘められているんだろうと思ってしまいますよね

Commented by だい at 2017-06-06 23:59 x
ツマキチョウ、ミヤマセセリ、スジボソヤマキチョウ、毎回色々なチョウを撮って居られますね。
おやすみなさい! 今夜はもう寝ます! ( 一一)
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-07 05:20
chappyさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
標高1700mのツマキチョウ、
平地のチョウもこんな場所にいることに驚きました。
このチョウはモンシロチョウやスジグロシロチョウと飛び方さえ区別できれば
見つかりやすいです。
スジボソヤマキチョウの翅の傷みと産卵。
こんなあまり着目されないこんあシーンこそ、
チョウの素晴らしさを実感できますよね。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-07 05:22
だいさん
おはようございます。
夜遅くのコメント恐縮です。
綺麗な写真でなくてごめんなさい。
また花とチョウが載せられるよう頑張りますね!
Commented by rindon3190 at 2017-06-07 07:32
スジボソヤマキチョウの姿に感動しますね。
これから次の世代に託して一生を終わる賢明さに
チョウの美しさをみせて頂いた思いがします。
産卵するところが印象的です。
里山では夏の暑さが感じられるのに、
未だ春先のチョウがみられるのですね。
Commented by 22wn3288 at 2017-06-07 08:58
スジボソヤマキチョウはボロボロになって頑張りますね。
ミヤマセセリの色の違いが気になりますね。
地域差もあるのか、時期の違いなのか、・・・
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-08 05:17
rindonさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
こんな翅ボロでも産卵するシーンに美しさを感じる・・
これこそチョウを愛おしく思っている証拠かなと思います。
この気持ちをこれからも大切にして行きたく思います。
梅雨入りし、チョウの発生も夏型主体となりますね。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-08 05:21
蝶・旅の友さん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
スジボソヤマキチョウもシーズンを生き抜いた姿ですよね。
感動ものです。
ミヤマセセリ、それほど傷みは感じなかったです・・
さてどう判断したら良いのでしょう・・
Commented by ageha at 2017-06-08 21:35 x
うちのスプリング・エフェメラル(カゲロウ)は、ちっとも
儚くないですが(笑)蝶たちは健気で逞しいですね~。
産み落とされた卵が綺麗に花開きますように^^

先日のアゲハはそろそろ蛹化しそうです♪

Commented by MIYAKOUTA5040 at 2017-06-09 05:35
agehaさん
おはようございます。
カゲロウのお姿、惚れ惚れと拝見致しました♪
agehaさんならではの世界ですね。
スジボソヤマキチョウ、
この地でまた会いたいです。
agehaの幼蛹の姿一度見てみたいです。
名前
URL
削除用パスワード
<< ヒメヒカゲ この地らしく オレンジの翅 >>