2017年 06月 06日 ( 1 )

山の春 スジボソヤマキチョウの産卵

平地ではゼフィルスが出始め、つい最近まで成長越冬していた種類のチョウ達にも新生の姿が見られる季節となりました。

その一方で標高の高い場所では季節も異なります。
実家の帰りに寄った標高1700mほどの場所では早春の光景が見られました。

この場所は暖かさを感じる頃に沢山のシロバナノヘビイチゴが咲く。
今年は春の訪れが遅い。
昨年はGW明けには咲いていたので3週間ほどの違いがある。


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チョウも然り。スプリングエフェメラルなチョウ達がまだ見られた。

ツマキチョウ♀
今年このチョウをまともに撮っていませんでしたので、ブログに載せてよと私の前に現れたのでしょうか?
ハコベで夢中に吸蜜を始めた。


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ミヤマセセリも沢山飛んでいた。
春先に北遠州で撮ったものとずいぶん違うことに気が付く。
翅の色の焦げ茶が薄く、オレンジの斑がやけに白い。もう末期だからか、それともこの地の特徴でしょうか?



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ボロボロの翅のチョウといえば越冬明けのスジボソヤマキチョウ。
ここまで翅に染みが出来て傷む越冬チョウの種類は他にない。


シロバナノヘビイチゴで吸蜜。
えっ、何処に、と言うくらい翅が荒れていて、チョウが目立たない。


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ほらここ(トリミング)。お疲れ様。



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昼頃にはクロツバラの木に止まる姿が見られた。
遠くでの姿故、大きくトリミング。
そこには腹部を大きく曲げて産卵をするスジボソヤマキの様子が写しだされた。枝に卵も見える。

厳しい冬山での越冬を成し遂げ、次世代に託す姿だ。


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翅の美しさだけがチョウの魅力ではない。チョウの頑張る姿の中に美しさを見た思いがした。


スジボソヤマキチョウの新生は、今月には低めの高原で見られるようになる。
住む場所の環境や気候により、チョウの一生も変わるんだろうな。
その点では人間も同じですね。

 

5月28日 長野県








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by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-06 19:19 | スジボソヤマキチョウ | Comments(10)