2017年 06月 18日 ( 1 )

ミヤマシジミと帰化植物

最近の週末は三河と実家の信州を交互で過ごすことが多い。
それぞれの地域の気候の変化を感じることが出来るのは、隔週という訪れるサイクルのおかげかと感じる。

載せるのは先週の信州。断片的な光景をつらつらと並べる。まとまりの無い展開となる。



実家敷地にて園芸種のバイカウツギが咲いていた。清楚な白さが印象的だった。



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用事を済ませた後はちょっと寄り道。この時期道中で目立つのはオオキンケイギクで一杯の景色。
楚々とするバイカウツギの余韻はあっさりと消えてしまう。こちらは鮮やかな黄色が広がる。
でも喜んではいけないようだ。



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Wikipediaによれば、北アメリカ原産の宿根草。観賞用として持ち込まれ、荒廃した河原などへの緑化植物として好まれた。
しかし、今や日本の侵略的外来種ワースト100に選定されている・・。

いつの間にこんなに増えて・・、といったところか。人間が良かれと思って持ち込んだのに今や厄介な存在。
植物に罪は無い。人間の安易な判断が招いた結果だ。



そんなオオケイキンギクの近くに住むチョウは絶滅危惧ⅠB類のミヤマシジミ。
今のところ食草のコマツナギは健在。荒れた地であるもののこの植物は強いのか。





ずっと懐っこく付き合ってくれた2頭に感謝。何枚も撮らせてくれました。


♀  コマツナギにて表翅を強調するかのようにポーズを取ってくれました。



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♂  原産地がヨーロッパのムシトリナデシコの芽に止まり翅を広げた。淡いブルーが周りの枯れ草色の中で優しく感じた。



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ちょっとやんちゃな感じで、帰化植物のクスダマツメクサでも遊んだ。




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真っ直ぐに伸びなかったヘラオオバコの蕾にバランスを取るように止まった。この植物も帰化植物。





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 まるで花を見つめているかのような仕草だ。




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こうしてみるとミヤマシジミの住む環境は帰化植物だらけだ。
コマツナギの花が無い時期、これらの植物が給蜜源として絶滅危惧のミヤマシジミを支えているのはほぼ間違いないのだろう。
持ち込んだ植物が絶滅危惧を救い、一方では駆除の対象となる。なんとも複雑な構図だ。
昔はカワラナデシコがあって、そこにミヤマシジミが舞う。そんな光景があったのだろうか?




この後ちょっとだけ高い場所へと移動。たくさんのイチモンジチョウが飛んでいた。



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ウラギンヒョウモンも飛び出した。



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チョウもすっかり夏の装いだ。次回訪れる時、チョウの光景はどのように変わってているのだろう。


6月11日 












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by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-18 07:50 | ミヤマシジミ | Comments(14)