カテゴリ:スジボソヤマキチョウ( 5 )

山の春 スジボソヤマキチョウの産卵

平地ではゼフィルスが出始め、つい最近まで成長越冬していた種類のチョウ達にも新生の姿が見られる季節となりました。

その一方で標高の高い場所では季節も異なります。
実家の帰りに寄った標高1700mほどの場所では早春の光景が見られました。

この場所は暖かさを感じる頃に沢山のシロバナノヘビイチゴが咲く。
今年は春の訪れが遅い。
昨年はGW明けには咲いていたので3週間ほどの違いがある。


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チョウも然り。スプリングエフェメラルなチョウ達がまだ見られた。

ツマキチョウ♀
今年このチョウをまともに撮っていませんでしたので、ブログに載せてよと私の前に現れたのでしょうか?
ハコベで夢中に吸蜜を始めた。


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ミヤマセセリも沢山飛んでいた。
春先に北遠州で撮ったものとずいぶん違うことに気が付く。
翅の色の焦げ茶が薄く、オレンジの斑がやけに白い。もう末期だからか、それともこの地の特徴でしょうか?



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ボロボロの翅のチョウといえば越冬明けのスジボソヤマキチョウ。
ここまで翅に染みが出来て傷む越冬チョウの種類は他にない。


シロバナノヘビイチゴで吸蜜。
えっ、何処に、と言うくらい翅が荒れていて、チョウが目立たない。


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ほらここ(トリミング)。お疲れ様。



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昼頃にはクロツバラの木に止まる姿が見られた。
遠くでの姿故、大きくトリミング。
そこには腹部を大きく曲げて産卵をするスジボソヤマキの様子が写しだされた。枝に卵も見える。

厳しい冬山での越冬を成し遂げ、次世代に託す姿だ。


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翅の美しさだけがチョウの魅力ではない。チョウの頑張る姿の中に美しさを見た思いがした。


スジボソヤマキチョウの新生は、今月には低めの高原で見られるようになる。
住む場所の環境や気候により、チョウの一生も変わるんだろうな。
その点では人間も同じですね。

 

5月28日 長野県








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by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-06 19:19 | スジボソヤマキチョウ | Comments(10)

セイヨウ風情 スジボソヤマキチョウ

この夏はチョウが少なく感じる。
特に高原のミドリヒョウモンが例年と比べて少なく感じる。


花はオオダイコンソウ。
これも山地の花らしい。。
ぱっとした黄色と蘂が印象的だった。




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7月23日 長野県。曇り
高原も人のいない場所を選んでは、この時期らしいチョウを探したのですが、
出てこないのは天気のせいだろうか・・



ふと道向こうに黄色いチョウが止まっているのに気付いて車を止めた。



この日ようやくの一枚

セイヨウノコギリソウとスジボソヤマキチョウの組み合わせ。



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西洋の花畑にでもいるような風情に ほっと。







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by MIYAKOUTA5040 | 2016-07-29 05:50 | スジボソヤマキチョウ | Comments(12)

夏の翅

梅雨前線の停滞による九州の大雨。
これ以上被害が大きくならないことを祈ります。


載せるのは先週末の梅雨の晴れ間。

蒸し暑い季節ではあるのですが、この時期だからこそ会えるチョウ達の姿を見ていると、時間を忘れてしまう。


オオムラサキが飛び出しました。
鳥の巣箱に止まって翅を開いた。止まったのが鳥でなくチョウなのが面白い。


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ほんの目の先にも止まりました。


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ヒョウモンの種類もたくさん見られるようになりました。

メスグロヒョウモン。
メスをオスが追うシーンが見られました。
10分ほど絡んで飛び続けていました。
撮った画像を確認すると絶えずメスの後ろからオスが追っています。
しつこいですねー。
メスも振り払って遠くに行くわけでなく、むしろ楽しんでいるように見えました。
チョウの世界の男女も色々ありそうです。


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メスの表翅は紺色が美しく昔から好きだった。




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スジボソヤマキチョウ。
平地よりちょっと高い場所で、新しい世代になっていました。



葉っぱさんと似た翅は微笑ましい。



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栗の花にて吸蜜。
そうか、こんな光景も梅雨だからこそ見られるのか。



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越冬明けや真夏のスジボソヤマキのイメージが強かったので、
栗の花との組み合わせは新鮮だった。


夏の翅色を輝かせるチョウ達に出会う。
楽しい季節です。



6月18日 メスグロヒョウモン 静岡県
6月19日 オオムラサキ、スジボシヤマキチョウ 長野県






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by MIYAKOUTA5040 | 2016-06-23 05:14 | スジボソヤマキチョウ | Comments(22)

森の周辺を歩く2

8月1日。
信州の高原はヤナギランが咲き始め、吾亦紅との組み合わせは夏の後半を彩る。


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この日も暑いから森の周辺を歩く。

暗い中にマルバタケブキが咲く。その黄色は、いつも日向で見る色より深く感じた。
花の黄色と、スジボソヤマキチョウの透かした翅を合わせてみたくなった。


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止まったスジボソヤマキを写そうとしていると、ヘリグロチャバネセセリも参加してきた。

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黄色い葉っぱのような翅も、森に差し込む光に透かすと、生命を吹き込んだような明るい黄色になるんだな。


ミドリヒョウモンは森の中でカップルが誕生した。

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午後の吸蜜時間となる。
林道を歩いてみる。
日陰にソバナの青さが冴えた。

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たくさんのミドリヒョウモンがヨツバヒヨドリに止まる中、オオウラギンスジヒョウモンが目立たないように吸蜜していた。

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日当たりの良い場所ではスジボソヤマキチョウのオスがメスに求愛するも実らず。

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それをあたかも覗き込むようにカラスシジミが近くにいたのが印象的でした。

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by MIYAKOUTA5040 | 2015-08-08 19:33 | スジボソヤマキチョウ | Comments(16)

秋を楽しむ

早10月です。秋も本番ですが、私個人としては慌しい日が続いています。

週末は実家の様子を見に行くことが多くなっており、あまりチョウの散策はできていません。
それでもちょっとの時間を惜しんでは、道中で写真を撮影し息抜きをしております。

9/28、実家から遠回りして三河に帰りました。

精進湖にて。

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コセンダングサの花に止まるスジボソヤマキチョウ。
標高の高い湖です。チョウが見られるのも終盤だと思います。
越冬の準備でしょうかね。

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スジボソヤマキチョウが見られるのも今年最後かなとも思い、逆光で翅を透かしてみました。
越冬明けににはボロボロになる翅もこの時期ならばまだまだ綺麗な黄色です。

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その前日、実家に寄る前は、静岡県天竜川の河川敷。
イタドリの花が一番目立ちました。

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クロコムラサキに会えましたが残念ながら翅は開きませんでした。

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一般種のツマグロヒョウモンやキタキチョウが、不思議と写真にすると良い雰囲気です。

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実家から我が家に帰ると、庭のキンモクセイが咲いていました。
身近な秋を気づかずに過ごすところでした。

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今週末は写真も撮れず、実家との往復のみ。
秋を楽しみたいものですが、なかなか時間が取れません。

次回の更新はまたいつになることやらです。
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by MIYAKOUTA5040 | 2014-10-04 20:07 | スジボソヤマキチョウ | Comments(16)