高山の花と高原のチョウ1

登山靴を買った。
山に登ってチョウや花に会えれば・・短絡的な発想でした。

靴慣らしのつもりでちょっと実家近くの登山道を歩いた。

駄目だ~
基礎体力が無い。いつの間にこんなに弱っちくなったんだろう。
登り以上に下りは脚に力が入らなかった。他の方の2~3倍の時間をかけて下りた。
親指の爪がはがれかけ、小指は皮がむけた。


 
それでもなんとか花には出会えた。

ミヤマクロユリ




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出身地域標高2400mの花。
もっと沢山咲いているのかと思っていたのですが、
どこに咲いているか分からず、山小屋の方に聞いてやっと会えた。

花は終盤のようで唯一この花だけが微笑んでくれた。
待っていてくれたのか・・有難う。

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似た画像ばかりとなったのは背景がすっとしたのはこの角度だけだったからだ。
それでも雄花の蘂の黄色がほんと綺麗だった。

黒と言うより紫に僅かな黄色が入っていていいよねー



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へとへとに疲れた翌日は、近くの高原で静かにチョウを眺めることに・・

バイカウツギの花が見頃を迎えていて、そこにギンボシヒョウモンとイチモンジチョウ。



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夢中で吸蜜する姿が愛おしいー


高山の花と高原のチョウの組み合せにて、次回も載せたく思います。



7月8日、9日









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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-07-11 19:08 | 野草 | Comments(10)

仰ぎ見て ウラナミジャノメ

蒸し暑い季節に咲き始めた花

コガンピ(小雁皮)
(ジンチョウゲ科ガンピ族)

樹皮がもろく製紙原料にならないことから犬雁皮なんて呼ばれて・・

世間では役立たずと言われても、
荒れた地で柔らかく咲く姿に暫し見惚れる。





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時期外れと知りながら
このチョウに会いたくなって蒸す野を歩く。

どっと吹き出る汗。堪らずもう帰ろうか・・

そんな時に眼上に現れし

ウラナミジャノメ
絶滅危惧Ⅱ類(VU)




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曇るレンズを拭いてはカメラを向ける

このチョウを仰ぎ見るのは初めてか。
こんなに暑いのに涼しげな淡い白波の翅は
まるで天使。


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くるりと身を反転させ、口吻伸ばし
その後藪に消えた。



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暑さの中で、一瞬爽やかな風を感じた。


7月1日 東三河













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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-07-07 18:49 | ウラナミジャノメ | Comments(14)

故郷の蝶のこと

今日のブログはいつもと趣向が異なります。
太陽光発電の環境問題にも触れています。


載せるのは6月24日の画像。
実家での用事を終え、帰る前に立ち寄った故郷の場所のもの。

この日はジメっとすることが無い爽やかな晴天でした。
おそらく梅雨入りしながら爽やかだった最後の日でしょう。

遠回りしてアサマシジミやキマダラルリツバメを探す案もありましたが、運転疲れもあり近くとしました。


標高約1200mのこの場所は、春のチョウと夏のチョウが混在していた。


花はハルジオン。止まるチョウはたくさんのコチャバネセセリや羽化したばかりと思われるメスグロヒョウモン♂。



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決して珍しいチョウではない。でもハルジオンに夢中になっている姿をじっと見ているだけで、私は満足してしまう。

そりゃまだ出会っていないチョウにも会いたいし、ゼフィルスにも会いたいのですが、
こんな当たり前のようなチョウの景色こそが日常の喧騒を忘れさせてくれるのだ。

私はここ数年梅雨明けの頃に、この場所でチョウの写真を撮ってきた。
愛らしいゴイシシジミが迎えてくれる場所でありブログにも載せたことがある。
この時期は初めてとなる。


この場所の極近くにて、東京ドーム40個の面積に相当する大規模なソーラーパネルの建設計画がある。

長野県は環境影響評価(環境アセスメント)制度を改正して広い土地に建設するソーラーパネルを対象に加え、
この計画が最初の適用となった。

大規模な開発事業を実施しようとする事業者が、住民や関係自治体などの意見を聴きながら、
事業が環境に及ぼす影響について調査・予測・評価をし、より環境に配慮した事業とする事がこの制度の目的である。

ホームページを調べてみると、もともと地元の農業協同組合などが牧草地として使っていたが、
広大な土地の維持・管理がむずかしくなり、再生可能エネルギーの発電用地に転換することになったのが始まりのようである。
この地を管理する側にとっても
この地の近くにて農業を中心に生活する方々においても重要な案件だ。
今まで農業に使用してきた水質が変わったり、開発されたが故の水害が起これば死活問題となる。
近くには有名な避暑地もあり、観光地としての景観の上でも懸念されている。


私は故郷から離れて生活する身。これだけの事情を抱えた問題に安易な発言は書けない。

しかしながら諏訪の地はこういった事例には敏感だと私自身は自負してきた。

かつて、ビーナスラインが昭和八島ヶ原湿原、旧御射山遺跡を横断しようとした計画であったものを、
地元の有志が反対運動を展開して当初ルートから迂回させた。
この運動には母校の教員が率先していて、
その内容が新田次郎の「霧の子孫たち」に書かれた。
自然保護の原点となる出来事であったと学校では教わったものだ。

地元の次世代を担う若者達はどう考えているのだろう。
今、このアセスはどこまで進んでいるのでしょう。
地元だけの問題でなく、今後全国の同様な計画に対しても大きな影響を及ぼす事案だ。
安易な妥協にならないことを願います。



ああ、話が長くなりました。見たチョウの続きです。

私の思いを察したのか、ヒメシジミがペアで現れた。
この時期に故郷でヒメシジミを見るのは初めてだった。




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そうか、いつもは7月中旬の避暑地で会っていますが、この標高ならば今出ますよね。
でも元々諏訪は木曽の高原ほどヒメシジミが多い場所ではない。
ここは諏訪ではヒメシジミ発生の下限の標高なのかな。貴重なのは間違いが無い。


この昆虫は?カゲロウの仲間だと思うけれどちょっと気になった。

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帰る間際、ヒメキマダラセセリが得意そうにストローを伸ばしてるのが印象に残った。




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私有地ゆえ建設予定地には気安く入れませんが、
私も日本チョウ類保全協会会員の端くれでした。たまにその周囲は訪れてチョウを見守りたく思います。


この日2時間程度ですが建設予定地の周囲で出会ったチョウ。
1.スジグロシロチョウ
2.モンキチョウ
3.ウスバアゲハ
4.アサギマダラ(産卵していました)
5.ヤマキマダラヒカゲ
6.メスグロヒョウモン♂
7.クロヒカゲ
8.コミスジ
9.イチモンジチョウ
10.コチャバネセセリ
11.ヒメキマダラセセリ
12.ヒメシジミ♂♀


PS
昨日、別のSNSにて、
過去、この地近くでオオルリシジミがゴルフ場等の影響もあって全滅したことを知りました。
Fさんコメントありがとうございます。
Mさんシャアのほどありがとうございます。

長野県のwebサイトにアセスの状況が載っていますので加えておきます。


http://www.pref.nagano.lg.jp/kankyo/kurashi/kankyo/ekyohyoka/hyoka/tetsuzukichu/siga/siga.html

ものづくりの産業に関わる人間としても一言。
太陽光発電は消費者のニーズにより料金は今後も下がります。
競争社会の流れにて、メーカーは集約されるでしょう。
多くのメーカーが面積を広げて勝ち残る事に目を向けるほど自然は破壊されます。
結果経営破綻した際は、荒廃したパネルだけが残される。
自然は戻らない。
これはゴルフ場やスキー場よりもたちが悪いです。
早く手を打たねばなりませんよね。








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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-07-03 18:41 | 観光地とチョウ | Comments(12)

アジサイの候 ミドリシジミなど・・

6月も終盤

今年は梅雨らしいしっとりした写真を撮ることなく終わりそうです。
7月に入ると蒸し暑さが半端でないです。三河は。



花も前回と同じ場所のアジサイ。
色々な種類を撮っていました。




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小さな愕が丸まったアジサイもありました。
名前を知らずにいたらだいさんのブログにて載っていた。
いつもありがとうございます!
知らなかったのは私だけかもしれませんが
だいさんのブログをそのまま転記させていただきました。

ウズアジサイ(渦紫陽花) ユキノシタ科 アジサイ属
  [別 名]・・・・・オタフクアジサイ(お多福紫陽花)

  [花言葉]・・・・・元気な女性、移り気、辛抱強い愛情、謙虚
  [名前の由来]・・・ウズアジサイ・渦を巻くように咲くことが名前の由来
           ふっくらした蕾がオタフクの名の由来






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ガクアジサイも色々。



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チョウも載せなくては^^;

愛知の平地で梅雨の季節のチョウ、
といえばミドリシジミ。

今年は良い日と時間帯に都合が付かず、
翅を閉じたものばかりでした。



それでもミドリシジミは裏翅も美しいです。



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♂の開翅もわずかな機会だけでした。
今年は黄緑に近い色合いでの画像です。




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ほんの目の前の地面近くまで降りてきた個体。
怖がりもせずにモデルになってくれただけでも感謝せねば。




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♀です。
♀の翅は遺伝的多型がある事が知られ、
血液型のように名付けられています。

この個体
A型なのかO型なのかよく分からない・・

何世代も色々な型にて結ばれると、
その子孫は見分けにくく曖昧になる。
なんて事は無いんですかねー。

AO型とか・・



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これはA型かななんて思っていたら・・



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AB型でした。
Bが強いからBA型。なんて言い方はだめでしょうか?



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これはB型だね。
青い空と翅の青さが同じ。ちょっとだけ嬉しかった!




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他のゼフィルスとも三河では会わずじまい。

以下は実家のついでに寄った信州のもの。

ようやくアカシジミに会えた。
このチョウは栗の花に沢山止まりますね。


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前回、ウラキンシジミの♂に会えて
次回はピッカピカの♀に会いたい。


なんて言っていたら、また♂に会えましたよ。




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自然が相手ですからね。

チョウとの出会いは縁。
縁を大事にしていればきっと良い事あるでしょう。


そんな7月になって欲しいものです。











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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-28 19:07 | ミドリシジミ | Comments(16)

アジサイの候 ウラキンシジミ


梅雨入り後、ようやくの雨。
といっても電車が止まるほどの大雨であった。
やはり被害が出るような雨は辛い。
程好い雨であって欲しい。


載せるのは晴天続きの頃の画像。
公園のアジサイは水不足か元気が無く色も悪かった。

手入れの行き届いたお寺のアジサイは綺麗だった。


周りに人がおらず、家内と二人で花を眺めていると、
住職さんが来て下さり、丁寧に説明を。

色々な改良品種を植えているが、
何年か経つと元の品種に近くなってしまう・・


植物のルーツも奥が深そうだ。




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アジサイはマクロレンズで撮るのが好きだ。
花の気持ちが乗り移ってくるように感じる。



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チョウはウラキンシジミ(裏金小灰)。

何てったって金色の名の付くチョウですから
そりゃ憧れていましたよ、このチョウに会うのを。
はい。

今年も何とか会えました。
今回会えたのは♂。♀には会えませんでした。



ウリカエデの葉の上にちょこんと乗って



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ようやく全身を見ることができました。



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金といっても♂は鈍い金。

元々金は安定した元素だから酸化もしない。
だから燻し金なんて言葉は無いのでしょうが、
つい使いたくなります。




憧れの金色の翅、
次はピッカピカの♀に会ってみたいものです。



6月17日







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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-06-23 18:18 | ウラキンシジミ | Comments(14)