雪と花

三河に雪が積もった日、庭や近所で咲く花も眺めました。

実家周辺で雪が降る事は年数回あれど、
三河となるとその珍しさも手伝って、つい撮影してしまうところが不思議です。

やはり実家では見られない雪との組み合わせが面白いのだと思う。


庭の夏みかんに雪が積もる。オレンジ色の実と雪の色合いは信州では見られない。



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まだ咲いていたランタナにも雪が・・この雪を境に花はほとんどが萎れた。




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ラベンダーに雪、淡い紫との色合いも面白い。




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午後、調整池近くで咲くスイセンを見に行った。
ほとんどが雪の下に埋もれていた。


雪が振る前に撮影した画像も載せておく。光景ががらりと変わった。



1月4日撮影。



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1月15日撮影。


雪の中で僅かに咲く姿はナルシストの誇りか。




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雪に押しつぶされながらも咲く姿はちょっと哀れかな。
でも雪が溶ければきっとまたぴんと背筋を伸ばしてくれるでしょう。




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積もった雪も今は全く残っていません。

こちらはすぐに交通事情が麻痺しますので、もう降らずにこのまま春になって欲しいものです。








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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-01-22 18:45 | 野草 | Comments(14)

雪の中 ムラサキツバメ

この冬一番の寒波襲来。

1月15日。三河に久し振りに雪が積もりました。

夜明け前の我が家の庭も、別世界。




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明るくなってから、越冬しているムラサキツバメの様子を見に行きました。

雪の降る前日に訪れた際は、年末に形成していた9頭の集団は無くなっており、
別の場所の2頭が確認できたのみでした。

今まで雪の中でのムラサキツバメは観察した事がない。
どんな姿でいるのだろうか。



現地のマテバシイの葉は思いのほか雪が積もっている。
まさか大雪の下に埋もれていないだろうねぇ。



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凍てつく寒さ。写真を撮ろうとしても手が冷たくて堪らない・・





ムラサキツバメ。ちゃんと居ました。


チョウは賢い。雪の積もらない葉にて越冬しているものですね。



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それでも葉の奥にいる個体には若干雪が触れている。2本の触覚の間には雪が付いていた。




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葉に寝転ぶ事なく毅然とした姿!

南方系のチョウがこうして雪の中でも寒さに耐えることができる。
この耐寒性は、チョウ自身が短期間で進化してきた結果なのだろうか。
環境に順応する優れた能力を兼ね備えているものですね。


年末に9頭居た集団もこの天気を察知して、きっと、雪の晒されない場所に移動したのだろう。


ムラサキツバメが雪の中にて耐える姿に比べ、私なんかは寒さに弱いなぁ。 
いっぱい厚着しても、この雪の中では1時間いるのが精一杯でした。


まだまだ寒い日が続くけれど、越冬チョウ達よ頑張れ!





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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-01-18 19:21 | ムラサキツバメ | Comments(14)

冬の花 コセリバオウレン 

冬の花。

彩りの少ない季節に、花を探すのは気持ちが和むものです。


訪れた場所は奥三河。


まだロウバイの花はほとんどが蕾。雨上がりの水滴が蕾に輝きを増しました。





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ロウバイと言っても花の中央が赤くないのはソシンロウバイと知ったのは最近のこと。

どうやらソシンロウバイらしい。




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この時期にこの山野草を撮るのは3年目。
コセリバオウレン(小芹葉黄連)。


キンポウゲ科で根茎は薬用ともされるこの植物、とにかく小さな花だ。

花の径は1cmに満たない上に日陰に咲く。しっかりピントが合わせられず今年も苦戦。


雄株と雌株があるようだが、長い雄しべが無いので雌株のようだ。




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ほんのりと気持ちピンクを帯びている花色が美しい。




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星のように見える5つの部分は萼片、内側に小さな花弁がある。

真上からの姿は小さな真冬の花火かな。




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この花の魅力が引き出せるのはいつになることやら。




真冬の寒さの中で咲く宿命。
楚々とし、かつ凜とした姿に、自分の俗念やら雑念やらがかき消される。


週末の天気は雪の予報。
雪の中でもこの花には頑張って咲いていて欲しいものです。




1月9日









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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-01-13 19:05 | 野草 | Comments(18)

眠りを覚ましてしまった

冬の野の植物も、時にはどきっと美しく感じる事がある。

見慣れたコセンダングサも陽を浴び蜘蛛の糸が光ると、ああ、生きているんだと感じてしまう。




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春の花、オオイヌノフグリだって冬もしっかり咲いて微笑んだ。




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さてチョウはと言うとさすがに見かけなくなった。
暖冬ではあるものの、昨シーズンほどの暖かさではない。
だからか、昨年見られたモンキチョウも今年は見当たらない。

キタキチョウも昨年は越冬の姿が数ヶ所で見られたのに、今年はなかなか見つからない。
気温に合わせて、草の生茂るような人目のつかない場所で越冬をしているように感じる。

 
どこに居るのだろうと、キタキチョウの気持ちになって探してみた。
まず日当たりが良くて霜や雪の影響が無さそうな場所。
暖かい日には少しでも吸蜜できるようにタンポポの花が近い場所がいいな。


見つけたのですが、枯れた草地に横たわっていた。
これは既に亡くなってしまった姿だな。
そう思った。
昨年までに見ている姿はしっかり葉っぱや草にしがみついていたからだ。




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冬を越せなかったこのチョウを温めてあげよう。
そう思って手を伸ばしたら・・・飛んだ!


生きていたんだ。いや私が眠りを覚ましたのだな。



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寒いから飛んでもすぐ近くの葉の間に止まる。




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別のカメラでも撮ろうと少しだけよそ見をしている隙に、居なくなった。


人にこの時期見つかるとはチョウも思っていなかったのでしょう。
チョウなりにおそらく必死に飛んで身を隠したのだと思う。


それにしても、横たわるように越冬するとは、やはりこの時はまだ草に温もりがあったのですね。


また寒くなりました。この個体もどうしていることやら。
無事越冬して欲しいものです。


1月2日 いきものふれあいの里にて





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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-01-09 20:19 | キタキチョウ | Comments(20)

諏訪の湖

山清き諏訪のみずうみ
輝ける春の光りの
朝夕にここにさし来る

これは私の出身中学校の校歌の出だし。
作詞者はどこの風景からこの詩を作ったのだろう。


諏訪湖
故郷に帰る機会が多くなり知らず知らずのうちにこの湖を撮った写真が溜まった。


自然散策をしてもチョウと出会うのが難しい季節。
枯れた野原も下ばかりを探している私。
たまには景色も見なくてはということで、
少しここでコーヒーブレイクしておきましょう。


まずは諏訪湖SAからの風景。
三河を早朝に出発し、ここに寄ってパンを買う習慣がついてしまった。

朝日も昇って1時間ほど後のもの。
松本平との境界となる塩嶺峠の雲が湖面に映った。


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次は実家から近い、諏訪市展望台からの風景。
冬はオオワシを撮影する人が集まる。
諏訪湖の花火の時も撮影者が集まる場所だ。
最近では映画「君の名は」の風景としても使われたとの事。

私にとってはここは小さい頃よりオオムラサキが飛ぶ場所であり、
高校の授業のマラソン5kmコースの折り返し地点でもあった。

今も度々訪れる馴染みの場所である。


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最後は諏訪湖も岡谷市側より眺めた風景。
珍しく実家から三河に帰る際に遠回りして撮影。
対岸のやや右側が中学校のある丘。


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晴れた空が湖面に映ると冬の諏訪湖も綺麗なものです。


そんな湖面の波紋は、海でも川でも見られない独特の色合いなのだと気付く。

空模様、湖岸からの距離、風、住んでいる鳥の動き、
それらの条件が揃って、
空、雲、山がいろんな青や白となり、
細かなピッチで湖面色を成しているんだろうな。


鳥はカンムリカイツブリでしょうか。


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たまに故郷の風景を載せるのも、悪くはないなと思った次第です。



ところでこの年末年始。
私は実家の障子の張替えに励みました。(やっと半分終わった・・)

私の子供達が小さい頃破った障子は、親にしてみると記念なのかも知れない。
しかし親も歳を取り、張り替えることも難しくなりました。


作業の途中、どかした鏡台の裏の壁にオツネントンボが止まっていた。

部屋の中で越冬かあ。


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このとんぼ、カメラを近づけると少し動いた。

張替え作業をしている間にどこかに消えた。

我が家のどこかにまだ居るはずだ。

トンボも冬を越すのにいろいろと知恵を使っているんだなぁ。








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# by MIYAKOUTA5040 | 2017-01-05 19:00 | 観光地とチョウ | Comments(14)