Winter droplet 


この姿、どうでしょう。
言葉にならないよね。


ヤマトシジミ


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日陰の枯れたクサネムに止まり、
たくさんの水滴を身につけたままじっと佇む。


「おい、冬だよ。こんなに朝露を付けて・・」





しばらく動かなかったこのチョウも、
僅かに陽が射しかける頃...


右手を上げた。



「やあー。ほら、大丈夫だ~」




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ヤマトシジミは強い。
12月の寒さにも耐えて、
寿命を全うしてくれることでしょう。



春にまた子孫に会いましょう







いきものふれあいの里にて






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# by MIYAKOUTA5040 | 2016-12-10 19:23 | ヤマトシジミ | Comments(16)

穏やかな天気 ヤマトシジミ

12月初旬の週末は暖かな天気となりました。
ヤマトシジミ、ベニシジミ、ツマグロヒョウモンにモンシロチョウが飛んだ。

12月のモンシロチョウを西尾で見るのは私自身初めて。(写真はないけど・・)



私はこの時期のヤマトシジミに何故か惹かれる。
晩秋に羽化して、寒い日に耐えながら今シーズンを終える姿に感じるものがあるからだ。

一年間の感謝と来季にまた元気に会えることを願って毎年この時期に写真を残している。



ヤマトシジミ。今年は2回に分けて載せたく思う。


小春日和の穏やかな早朝。陽が差し込む前の表情。。

柔らかな翅に暖かな空気を纏い、残り僅かな寿命なんてことは微塵も感じさせなかった。





 


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コセンダングサの色合いに溶け込んで、ヤマトシジミも幸せそうだった。



  

いきものふれあいの里にて      続く




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# by MIYAKOUTA5040 | 2016-12-06 20:08 | ヤマトシジミ | Comments(12)

初冬のハルジオン



枯れた野の中に季節を間違えて咲く花。

蜘蛛の糸の引く方向に傾くハルジオン。
髪乱れるも美しくありたい。そう囁いた。




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この日は穏やかな天気ではあった。
ただ、木枯らしを経た後の容姿なのか、小さな花びらは乱れていた。




春の野で見る姿と異なり、
厳しい寒さに耐える姿が平凡な花にもあるのだなと感じた。




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越冬を覚悟するルリタテハが今年最後の陽を求めるかのように葉に止まる。



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きょろきょろしていたジョウビタキの雌が叫んだ。


「冬だー」



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チョウ達の姿がこれから先ほとんど見られなくなる。

私の冬も始まったな。


冬を越せないチョウにとっては今シーズン最後の姿を魅せる時期
今年もやはりヤマトシジミで締めくくろう。


いきものふれあいの里にて







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# by MIYAKOUTA5040 | 2016-12-02 20:01 | 野草 | Comments(16)

ちょっと休憩 鞆の浦

チョウも少なくなってきました。

この秋のブログは八重山と晩秋蝶景をテーマに、いつもと異なる趣向でまとめました。
気合?が入っていましたので??ちとここで息抜きしたく・・
といっても1ヶ月以上も前の事ですが。

瀬戸内も鞆の浦
遣唐使もここの港に立ち寄ったという交通の要所。
龍馬ゆかりの場所でもある。
・・伊予大洲藩から借り受けた西洋式の蒸気船「いろは丸」。紀州藩の明光丸に2度にわたって衝突浸水のため宇治島沖で沈没してしまったのでした。
その後、両方鞆の浦にとどまり繰り返し賠償交渉が行われました・・

そう家内の龍馬好きにまた付き合った私。

でも行ってみるとこれが良い町で気に入ってしまった訳でして。


龍馬の史跡に絡むものもそれはそれで良かったのですが、

港の景色と、料理やアート。町づくりに気を遣っていました。

結構癒されました。



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蔵をうまく町の景色としてディスプレイにしたり、ふと入る店もこれが洒落ている。


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こんな日の酒は適量となり



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出歩けば、常夜灯が美しく、月夜に程好く酔いも回る。




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チョウは?
ほら、ちゃんと撮っているでしょう・・



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えっ・・魅力が伝わってこない。そりゃ失礼をば。
こんなホームページを覗いてみてね
https://tomomonogatari.com/


まもなく12月。
チョウの画像も少なくなり、この冬もブログの更新は減るなぁ。





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# by MIYAKOUTA5040 | 2016-11-29 19:10 | 観光地とチョウ | Comments(12)

晩秋蝶景 契り


晩秋に 想い描くは 春舞う我が子



蛹の抜け殻にて止まるキタキチョウ。
羽化して間もなく結ばれた。

前ブログの画像の20分後、
一度離れて戻ってみると蛹の下のチョウが増えていた。


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キタキチョウは、羽化前の蛹にオスが止まってメスの羽化を待つという。

きっと私が写真を撮り終えるのをオスは待っていたのでしょう。


羽化したばかりのメスとの交尾をどう感じるかは、あくまで人間の主観。
キタキチョウが子孫を繁栄させるべく進化してきた理がきっとあるのでしょう。





もう一頭オスが飛んできました。


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交尾のオスが翅を広げた時、メスの尾に雫が光った。



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美しくもちょっと哀しい涙に見えてしまった。私自身人間の性を背負って生きている証拠ですね。


             晩秋蝶景 お・わ・り


 
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<参考>

こんな晩秋に交尾をして、ほんとうに子孫は育つのか?
この場所の食草であるクサネムはとっくに枯れている。
単にオスの業によるものなのか、
いや、きっとそんな事はない、子孫を残すべき理があるのでは。

気になって文献を調べてみました。

キタキチョウの越冬前の交尾の意味には

1)オスが強制的に交尾を強いる
2)越冬後のオスに出会えない可能性に備えて、あらかじめ精子を準備しておく
3)オスから受け取った精包を越冬用の栄養にする
 の説があるようです。

多くの秋型のメスは、越冬前に夏型のオスと交尾し、精包(精子を包むカプセル)を持ち、
越冬後も秋型のオスと交尾をする。
越冬前には産卵はしない。春に厳しい精子競争を経て産卵をする。


やはり子孫を残すためのキタキチョウの生態メカニズムがありますね。


ところで秋型のオスは越冬前は交尾の意欲が無いと言うのですが、
上の写真、私には秋型に思えるのですが・・


<参考文献>
昆虫と自然 50(9)、2015
成虫越冬するキタキチョウ秋型雌の交尾戦略  小長谷達郎

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# by MIYAKOUTA5040 | 2016-11-26 21:43 | キタキチョウ | Comments(14)