七月のウスバシロチョウ

故郷の山は花もチョウも最も多い時期となった。

7月初日。
実家のついでに立ち寄った高原は、早々にニッコウキスゲが咲く。



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見渡せば夏らしい緑色の中、コバイケイソウの白さが映え、
その花を引き立てるかのように僅かにレンゲツツジが橙を添えた。



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遊歩道を歩近く。


コバイケイソウにヒメキマダラセセリが訪れる。
白い花と明るい茶色の翅がそれぞれの魅力をバランス良く主張した。





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グンナイフウロも今が盛りと咲き、ここにもヒメキマダラセセリが吸蜜に訪れた。



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夏の景色を楽しみながら歩き続ける。

するとウスバシロチョウ(ウスバアゲハ)が突然目の前のアカギキンポウゲに止まった。




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ウスバシロチョウといえば春の妖精。三河では4月22日に撮影している。

標高1600mとなると、この時期でもたまに見ることがありますが、
目の前に止まるとは・・・

これも何かの縁なのでしょう。


最後の時期を生きぬくように、イブキトラノオにて盛んに吸蜜する。
私はその姿を写す。




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さすがに翅色は褪せているが、チョウはスケルトンの魅力を充分に魅せた。





ギンイチモンジセセリもここではそろそろ終わり。
イブキトラノオにやって来た。




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ふと周りを見れば高原の夏を彩るウラギンヒョウモンが、
誰かが棄てた缶のタブの横で翅を広げる。





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2018年の高原の夏は、春のチョウ達の頑張るシーンで始まった。

続く。




















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# by MIYAKOUTA5040 | 2018-07-15 17:52 | ウスバシロチョウ | Comments(8)

マクロレンズで ジョウザンミドリシジミ

各地で大雨による災害が発生しました。
被害に遭われた地域の皆様にお見舞い申し上げます。

早朝に出かけて散策した時の事・・・

まだ7時だというのにカシワの葉の上で動き始めたゼフィルスがいました。
ハヤシミドリシジミかなと思いましたがどうやらジョウザンミドリシジミです。

すぐに飛び始めます。
少し高い場所で半開。
やや逆光気味の翅の先端の色は赤紫。


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ミドリシジミといってもこのチョウの翅色は青緑。
角度によってはこんな赤みも出るんだ。


そこに気付いたからか、
この日はこの出会った個体の美しさを表現してみたくなりました。


一頭のチョウの撮影に費やした時間は1時間半。

チョウの撮影の楽しみ方は色々ありますが、
あまり種類に拘らずに、一頭に没頭することが私はよくあります。



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没頭できる時は大抵マクロレンズ。
「チョウと向き合っている。」
その距離感やらチョウとの会話感覚やらが好きなのです。


ジョウザンミドリシジミは比較的低い場所でテリトリーを張りますので
マクロレンズでの撮影に向いています。

少しずつ止まる位置が下がってきます。
マクロレンズの出番です。



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逃げることなく、何回も翅を広げてくれました。

チョウの情景としてはこの位の距離が良いのかもしれません。


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しかしこの日はもっと近づいてみたくなりました。



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翅の美しさはもとより、
ややグレイがかった眼の色。その周りの白い縁取り。


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こんな事に気付くと、チョウへの興味は深まって行く。



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途中から少し暑くなり、眼鏡が曇ってばかりでしたが、
一頭のチョウと向き合った喜びを感じてこの日の撮影を終了しました。




6月24日 長野県












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# by MIYAKOUTA5040 | 2018-07-08 18:15 | ジョウザンミドリシジミ | Comments(14)

夏 ヒメシジミ アサマシジミ


関東甲信越で梅雨が明けた。
確かに今週末、実家で見た天気予報はずらっと晴れマークが並んだ。
でも東海地方は火曜日から土曜日まで雨マーク。
それほど遠い距離ではないのに、ずいぶん天気が異なるものだ。


今年はチョウの発生が早い。
ヒメシジミも随分早かったのか、6月中旬には盛んに求愛が行われていた。



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♀の周りに飛び交う♂達


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シャッタースピードを速めれば、周りのチョウ達も明瞭に映るのでしょうが、
私の場合、自然体でチョウを捉えようとしますので
こんな画像になってしまいます。


いったいどうしたのだろうと観ていたら、交尾中だったのですね。
他の♂は威嚇するように飛んでいた。


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チョウの世界は大変だ。
せめてゆっくりと愛を成就させてあげたいものだ。





こちらはアサマシジミ。
時間が昼でしたので、陽射しが強すぎて
なかなか翅を広げてくれなかったのが残念。



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大きな個体でした。おそらくアサマシジミの♀かな。
いや、でっかいヒメシジミか!
斑紋異常ですが、悠々とアカツメグサの蜜を吸っていました。


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他のヒメシジミと比べて大きさの違いが分ります。





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故郷の諏訪ではアサマシジミはこれからか・・
機会が有ったら見つけたいものです。



6月17日 長野県 








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# by MIYAKOUTA5040 | 2018-07-01 21:49 | アサマシジミ | Comments(16)

ウラキンシジミ 2018

梅雨も中盤です。
幸い週末は比較的天気が良く、土日ともに雨という日は今のところ無い。

時間を作ってはなんとかチョウの散策が出来ています。

それでも全般的にチョウの発生が例年より早いので、
撮りたかったチョウに会えなかったり、
良い時機を逃している感はあります。はい。

載せるのは
ウラキンジシミ。
チョウの名前に金が付くと、やっぱり毎年会いたくなってしまいます。


もともと翅の傷みが早いチョウ。
ちょっと時期的に遅かったようです。



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光の加減も有ってぴっかぴかの金という状態には至りませんでしたが、
マクロレンズの距離で会えたのは嬉しいものです。




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6月も残り一週間で終わり。
チョウも最も多い時期となっていますが、なんだか印象深い出会いがまだ無いなぁ。

これから良い出会い、有るんですかね~


6月16日 長野県









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# by MIYAKOUTA5040 | 2018-06-24 17:23 | ウラキンシジミ | Comments(10)

陽傾く頃 キマダラルリツバメ

日は落ちぬ
夜の帳はまだ早い

昼を頑張ったヒカゲチョウ

そろそろ就寝の時間かな。



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日は落ちぬ
夜の帳はまだ早い

一年で一番昼の長い時期となりました。


キマダラルリツバメ

このチョウがテリトリーを張るのは夕方。
同じチョウでも過ごす時間は色々です。



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日本で唯一尾状突起を2対持つチョウ。
今年は位置がちょっと悪かったのか、
尾状突起がしっかりとは写りませんでした。


それでも小さな身体で威厳がありました。



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6月9日 岐阜県
















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# by MIYAKOUTA5040 | 2018-06-17 20:17 | キマダラルリツバメ | Comments(12)