もうすぐ今年も終わってしまいます。 この冬、私は越冬しないヤマトシジミやツマグロヒョウモンにずっと付き合う気持ちで野に出ていました。 越冬するチョウにはその後でも会える。 12月も後半になり、越冬できないチョウ達の姿はなくなりました。 そろそろ越冬集団を見に行こう。 ムラサキツバメ 今年の三河は寒いと言っても日中は気温が上がることが多い。 だからか集団となる場所に到着すると翅を広げていましたよ。 ♂の姿 表翅が濃い紫。深い紫色を表現するのが難しいチョウだ。 翅閉じて空を見る。 このチョウの大きな目は、厳しい冬を越えて 春に飛ぶのを想い描いているのか。 ♀の姿 さまざまな波長が青の煌きを織り成す。 この構造色、ゼフィルスならば雄の特徴なのに、どうして雌が有しているのでしょうか? ♂♀並んで開翅も見られた。 ♀は少し翅を閉じ気味にし、水色が青色に変わった! 春まで一緒に寄り添おう とでも♂が言っているかのようです。 あちこちでチョウ達は暖かな日差しを浴びてくつろぐ。 ムラサキツバメの塒は飛び出している数が多くて4頭程度でした。 おそらく日向ぼっこしているチョウ達が集まれば15~20頭ほどになるのかな。 寒くなるとこの葉で身を寄せ合うんだね。 ちょこんと後ろ翅に尾状突起が見える。これがムラサキツバメの特徴。 可愛いですよね。 年明けも応援に行きましょう。 PS. こんな愛らしいムラサキツバメをムラツ。ムラサキシジミをムラシと多くの方が呼び、ブログにも書き込まれる。 そんなに長いチョウの名前でもないのに何で略すのでしょう。 皆、当たり前のように使っているのですが、 私には親しみが込められた呼び名には思えない・・ チョウを見下しているような感じがしてしまいます。 私は子供達にこのチョウをムラツ、ムラシ、なんて呼んで欲しくない。
by MIYAKOUTA5040
| 2016-12-26 19:08
| ムラサキツバメ
|
Comments(14)
こんばんわ~♪
越冬中のムラサキツバメたち、日の射す暖かい日はこうやって翅を広げて体を温めているんですね こちらはずっと雨の日が続いています 金沢では越冬しているチョウたちがいるのかどうかさえ確認できずにいますが こうやって翅を広げて体を温める日差しが少ないからどうなんだろうね 光の当たり方一つで輝きが変わるムラサキツバメの翅の色、ずっと見ていても飽きないでしょうね 厳しい寒さの中実を寄せ合って冬を乗り越えるチョウたち、1頭も脱落することなく春を迎えられるといいね 名前の省略って何のためだろう? 実際の文章を見た事が無いので分かりませんが、不快に思われるのはKOUTAさんのチョウに対する愛情が深いからなんでしょうね
0
Commented
by
Sippo5655 at 2016-12-26 22:03
いよいよ越冬蝶のみの季節に・・・
私も、ムラサキツバメはどうしてオスが地味でメスが派手なのか 不思議に思いました。 てっきり逆だと思い込んでたもので、、 この冬は私も地元での観察が叶いました。 身を寄せ合うひとりひとりに語りかけたくなっちゃいました。
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-27 05:32
chappyさん
おはようございます。 コメントありがとうございます。 北陸は冬の天気ですと天気の日が少なくて大変ですね。 寒い地方で越冬チョウを探すのはほんと大変だと思います。 私も実家近辺では見かけたことがありません。 この日は穏やかな天気で次々と翅を広げてくれました。 これから先はじっとしてばかりかなと思います。 名前が略されるのはそれほど気にしませんが、 ムラツ、ムラシの言葉の響きが嫌なんですよね。 個人の感性ではありますが・・
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-27 05:39
Sippo☆さん
おはようございます。 コメントありがとうございます。 私も初めて見たときは間違えました。 それでもオスも見る角度によっては、玄人好みのムラサキになりますから 何度も写真を撮ってしまいます。 Sippo☆さんの集団越冬との出会い、15+1頭だったようですね。 念願叶って良かったです。 寄せ合う姿、目が合うとより愛情を注ぎたくなりますよね。
Commented
by
rindon3190 at 2016-12-27 06:44
おはようございます。
オスはホントに見る角度によって表翅の色が違いますね。 レンズを通してみる、突然開始して煌く翅の色にビックリさせられます。 ムラサキツバメの越冬、ここには沢山いるんですね。 暖かな陽ざしはみんなをリラックスさせますね。 こうした光景が毎年のようにみられるのは嬉しいですね。 いつまでもみられる光景であってほしいですね。
Commented
by
22wn3288 at 2016-12-27 08:52
いつも綺麗なお写真でチョウたちを拝見できて嬉しいです。(^_-)-☆
ムラサキツバメ、素敵なチョウですネ。 名前は略さず読んであげたい! 地名や名称を縮めて呼ぶのは日本人の悪い癖・・・( 一一) 花や生き物には止めて欲しい!冒涜です! カテゴリも時々拝見させて頂いていますが、色々なチョウがいるものですね。素晴らしい! (^_-)-☆
Commented
by
kazenohane at 2016-12-27 10:26
おはようございます。
ムラサキツバメの深い紫色は、前々から気になる色でした。 試しに、絵の具で混ぜ合わせてみましたが難しいですね。 「ムラシ」「ムラツ」、ムラムラする語感ですね(^^♪ 蝶の語源が込められていますので、フルネームで呼んであげたいですね。
あぁもうこんな季節が来たのですね~~。
今年も強くたくましく越冬するムラサキツバメちゃんに 生きるパワーを貰います!ので、今後の更新も楽しみにしています^^ ムラシ、ムラツ、ですか。むしろ分かりにくい。。 こんな呼び方しゃうオレって通でしょ♪的なことなんですかね。 では、ジャコウアゲハは「じゃぁ!」 ヤマトシジミは「山師」。わはは。最悪ですね(>_<)☆
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-28 07:07
rindonさん
おはようございます。 コメントありがとうございます。 雌の翅色は濃い紫から水色まで、幅広く、 雄の紫は深い色合い。 このチョウの魅力を一杯楽しみました。 毎年同じ木で越冬しています。 ひこばえの状態が生育に適するのかなと思っています。 年明けも見に行かなくてはと思います。
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-28 07:11
蝶・旅の友さん
おはようございます。 ここは毎年何頭か生息する場所です。 これから先、寒い日となりますが、 暖かい日ならば、きっと翅を広げてくれる事と思います。 また様子を見に行って、レポートしますね。
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-28 07:16
だいさん
おはようございます。 名前を略すことへの心の篭った想い。伝わって来ました。 生き物に対する冒涜。 重い言葉を心に刻んで今後もチョウや花と付き合って行きたいです。 どうもコメントありがとうございます。
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-28 07:23
kazenohaneさん
おはようございます。 コメントをありがとうございます。 雄の深い紫、この魅力を写真で出そうと思うのですが、 画像処理無しでは難しいのでしょうか? 何回もこの翅を撮っても、実際の深みが表現できません。 ムラツ、ムラシ、何でこんな嫌な響きの言葉を使うのでしょうね。、 そんな言葉で表現される方にも気持ちを聞いてみたいですね。 、
Commented
by
MIYAKOUTA5040 at 2016-12-28 07:31
agehaさん
おはようございます。 コメントありがとうございます。 見られるチョウが少なくなりました。 そう、もう冬も真冬の時期ですね。 冬の間にこのチョウ達を、また載せますね。 そうなんです。 私も初めて聞いたとき、何を言っているのか分かりませんでした。 おそらくチョウに詳しい人ほど、先人達が使うのを受け継いでしまったのかなと思います。 チョウや環境を保護する立場の方々が、まず改めなくてはと思います。 私のように不快に感じる人も周りにはいると思っておりますので・・
|
カテゴリ
全体 アイノミドリシジミ アオスジアゲハ アオバセセリ アカシジミ アカセセリ アカタテハ アサギマダラ アサマイチモンジ アサマシジミ イシガケチョウ イチモンジセセリ ウスバシロチョウ ウラキンシジミ ウラギンシジミ ウラギンスジヒョウモン ウラギンヒョウモン ウラクロシジミ ウラゴマダラシジミ ウラジャノメ ウラジロミドリシジミ ウラナミアカシジミ ウラナミシジミ ウラナミシジミ ウラナミジャノメ ウラミスジシジミ オオゴマダラ オオヒカゲ オオルリシジミ オナガアゲハ カバマダラ カラスアゲハ キアゲハ キタキチョウ キタテハ キバネセセリ ギフチョウ キベリタテハ キマダラセセリ キマダラモドキ キマダラルリツバメ キリシマミドリシジミ ギンイチモンジセセリ クジャクチョウ クモガタヒョウモン クモガタヒョウモン クモマベニヒカゲ クロアゲハ クロコノマチョウ クロツバメシジミ クロヒカゲモドキ クロマダラソテツシジミ クモマツマキチョウ クロミドリシジミ コキマダラセセリ ゴイシシジミ コジャノメ コツバメ コヒョウモンモドキ ゴマシジミ コムラサキ サカハチチョウ サツマシジミ シータテハ シルビアシジミ ジャコウアゲハ ジャコウアゲハ ジョウザンミドリシジミ スギタニルリシジミ スジグロカバマダラ スジグロシロチョウ スジグロチャバネセセリ スジボソヤマキチョウ スミナガシ タイワンツバメシジミ ダイミョウセセリ タカネキマダラセセリ タカネヒカゲ チャマダラセセリ チョウセンアカシジミ ツマジロウラジャノメ ツマキチョウ ツマグロキチョウ ツマグロヒョウモン ツマベニチョウ テングチョウ テングチョウ トラフシジミ ナガサキアゲハ ハヤシミドリシジミ ヒメアカタテハ ヒメギフチョウ ヒメキマダラセセリ ヒメシジミ ヒメシロチョウ ヒメヒカゲ ヒロオビミドリシジミ ヒョウモンチョウ フタスジチョウ ベニシジミ ベニヒカゲ ベニモンカラスシジミ ヘリグロチャバネセセリ ホシチャバネセセリ ホシミスジ ホソバセセリ ミカドアゲハ ミズイロオナガシジミ ミドリシジミ ミヤマカラスアゲハ ミヤマカラスシジミ ミヤマシジミ ミヤマシロチョウ ミヤマセセリ ミヤマチャバネセセリ ミヤマモンキチョウ ムモンアカシジミ ムラサキシジミ ムラサキツバメ メスアカミドリシジミ モンキアゲハ モンキチョウ モンシロチョウ モンシロチョウ ヤクシマルリシジミ ヤマキチョウ ヤマトシジミ ルーミスシジミ 八重山のシロチョウ 八重山のシジミチョウ 八重山のアゲハチョウ 八重山のセセリチョウ 八重山のタテハチョウ 沖縄本島のチョウ 北海道夏のチョウ 北海道春のチョウ ヒガンバナにチョウ 観光地とチョウ 鱗粉観察 2013年セレクト 2014年セレクト 2015年セレクト 野草 写真展 岩手での出来事 以前の記事
2024年 03月 2024年 02月 2024年 01月 2023年 12月 2023年 11月 2023年 10月 2023年 09月 2023年 08月 2023年 07月 2023年 06月 more... フォロー中のブログ
andante... 花の調べ 蝶の玉手箱 蝶・旅の友 気ままなフォトライフ ゆる〜くPhoto Life Sippo☆のネイチャー... ヒメオオの寄り道 蝶鳥ウォッチング ぶらり探蝶記 蝶超天国 風の翅 超蝶 徒然なるままに 自然を楽しむ さつき鳥の ふぉと日記 旅のかほり チョウ!お気に入り 自然のいとなみⅡ 紀州里山の蝶たち 蝶のいる風景blog mur mur 里山便り 自然を楽しむ(2022~) 野の風に吹かれて ブログジャンル
|
ファン申請 |
||