人気ブログランキング | 話題のタグを見る

秋の風を感じながら ミヤマシジミ

夏が過ぎ、秋風を感じるようになると、
つい会いに行きたくなるのがこのチョウだ。

ミヤマシジミ。

過去、隣県のいくつかのポイントで出会ってはいるものの、
新型コロナの影響を意識すると、ここが一番近い。
この日は涼風が気持ち良かった。


♂と♀が翅を開く。
もっとしっかり全開であってくれと願うも
そうは簡単には聞いてくれない。



秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19275055.jpg






♂が飛んだ後に♀が全開。

この角度だと、
前翅が少し緑色を帯びて綺麗なものだ。


秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19280371.jpg





一頭の♂がコマツナギの根元近くばかりで飛んでいるのに気付いた。
すぐに止まるので
この子をモデルとして撮り始めた。



草が平行線を描く中に止まる。
秋の風になびきながらじっと動かない。



秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19330957.jpg





よく見ると尾の先端に体液が見える。どうやらこの♂は羽化したてなのだ。



もう一頭の♂が近寄る。少し翅をを広げる。




秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19332786.jpg







さらに開く



秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19333469.jpg






一番開いた時の容姿。



秋の風を感じながら ミヤマシジミ_b0301570_19333993.jpg



涼しい風の中で、ミヤマシジミも穏やかなのを感じた。


これから秋はさらに深まる。
出会えるチョウは限られてくるけれど、
自然の中で癒される時間をできる限り取りたいものです。


9月19日 静岡県









by MIYAKOUTA5040 | 2020-09-27 17:18 | ミヤマシジミ | Comments(8)
Commented by だい at 2020-09-28 00:16 x
ミヤマシジミの雄と雌を同時に上手く見られましたか? 翅ももう少し開いて欲しいですが、贅沢は言えませんね。
これだけでも開いてくれたのだから良いとしないと? (#^.^#) へぇ~? 羽化したてなんて解るのですか? すごいなぁ~!
Commented by つばさ2号 at 2020-09-29 05:14 x
おはようございます。
羽化直後とは良いモデルに会えましたね^^!

私にとって撮影頻度上位種ですがいつもついでの気の毒な存在です(苦^^)。
いつ行っても居るので重宝ではあります!
結構いいカットを撮らせてもらってますがついでが災いして今一ばかり。
本命で行ったのは最初教えてもらった時でした。ナワシロイチゴの花で食事の
シーンでしたが、まだ腕が悪く駄作連発、フィルム時代だったかもしれません。
そこはスポーツグラウンドの脇でしたがその後絶滅、コマツナギは豊富なのに
分布は局地的で不思議です。今は草刈りばかりで他の虫も減ってしまってます。
現在ミヤマシジミはもっと上流へ行かないとダメで片道3時間です。
Commented by 22wn3288 at 2020-09-29 08:23
ミヤマシジミの雌雄並びが素敵ですね。
ミヤマシジミが増えてくると秋を感じます。
雌の開翅 複雑で綺麗な色が出ていますね。
Commented by himeoo27 at 2020-10-03 16:50
新鮮なミヤマシジミ綺麗ですね!
特に雌雄ペアのシーン
新鮮な雌の表翅に太陽光が当たり煌めくシーン
が素晴らしいです。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2020-10-04 07:13
だいさん
コメントありがとうございます。
羽化したては溜まっていたおしっこをするんですよ。
綺麗な♂で撮り甲斐がありました。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2020-10-04 07:16
つばさ2号さん
いつもコメントありがとうございます。
コマツンギとアリの存在が
このチョウの生息を助けていますよね。
運動場も知らずに整備するとアリが居なくなってしまいます。
片道3時間は長いですね。
私はこの時期の本命として撮っています。
Commented by MIYAKOUTA5040 at 2020-10-04 07:18
蝶・旅の友さん
コメントありがとうございます。
もっと雄雌がぱっと扇のように開いてくれたら
と思いながら撮りました。
来年以降また探してみます。

Commented by MIYAKOUTA5040 at 2020-10-04 07:20
ヒメオオさん
おはようございます。
コメントありがとうございます。
雌の表翅の煌めき、
今まで気づかずにおりました。
チョウの魅力は奥深いです。
名前
URL
削除用パスワード
<< シルビアに会いに 2020 ひっそりと ウラナミジャノメ >>